日本の有名なバスケットボール選手のトップ3を紹介します。まず、日本人初のNBAプレイヤーとして活躍した田伏勇太選手がいます。ポジションはポイントガードで、173cmというバスケットボール選手としては小柄な体格です。バスケットボールの名門と言われた秋田の能代工業高校に入学すると、すぐに頭角を現し全国制覇の立役者となりました。3年連続で高校総体や国体、全国高校選抜でタイトルを獲得しています。その後、スーパーリーグ時代にはトヨタ自動車アルバルクに入団し、新人王を獲得しました。そしてNBAに挑戦し、日本人では初めてNBAプレーヤーとなったのです。日本に復帰後は、発足したBリーグでもプレイしています。
日本女子のトップアスリートとして活躍しているバスケットボール選手には、渡嘉敷来夢選手が挙げられます。193cmという長身で、ずば抜けた運動能力を持っています。桜花学園出身で、高校時代にはインターハイやウィンターカップで3連覇を達成しました。同性からも絶大な人気を誇り、JXサンフラワーズに加入するとルーキーシーズンから主力として活躍しています。ルーキーオブザイヤーとMVPを獲得するなど、Wリーグ以来の快挙を達成しました。2011年には日本代表にも選出されていて、故障などの影響もあり代表にならない時期もありましたがアジア選手権や世界選手権などで活躍しています。また、2015年にはアメリカのプロリーグであるWNBAのシアトル・ストームと契約を結びました。WNBAのベスト5であるオールルーキーチームにも選ばれています。リオデジャネイロオリンピックでは、ベスト8にも選ばれました。2021年に開催される予定の東京オリンピックでも活躍が期待されています。
それから日本で最も有名なバスケットボール選手といえば、八村塁選手です。父親がベナン人、母親が日本人というルーツを持っており、2019年のNBAドラフト一巡目でワシントン・ウィザーズから使命を受けました。富山県の出身で、バスケットボールを始めたのは中学生の頃です。高校時代に大活躍し、アメリカのゴンザガ大学に進学しました。その後ワシントン・ウィザーズに加入し、2019年の10月にシーズン開幕戦でデビューを果たしています。日本代表にも選出されており、2019年に行われたワールドカップ中国大会ではチーム最多得点を記録しました。今後の活躍も期待されています。